- トップ 大原野産白子筍
京都の大原野など洛西地域の山林にはと『テンコ』と呼ばれる白い粘土質の土壌があります。このテンコは炭酸カルシウムを主原料としており、ミネラルや栄養分が豊富に含まれています。また、竹林の土地はワラとこの柔らかい粘土質をかぶせて作られているため、筍にとってはストレスなく成長でき、柔らかい筍になります。
粘土質の『テンコ』は炭酸カルシウムを主原料としており、ミネラルや栄養分が豊富に含まれているため、他の地域で収穫される筍に比べてアクの少ない筍に育ちます。
大原野産白子筍は土の中で育ち、収穫は穂先がほとんど出ていない状態で掘り出すので、ほとんど日の光を浴びないまま収穫されます。そのため赤ちゃんのお肌のように白く美しい筍です。
農薬や除草剤を使用せず竹林を管理しています。
春の収穫後はすぐに来年に向けての手入れが始まります。
筍は一年を通して重労働ですが、少しでも手を抜くとよい筍はできません。
竹は成長が早く、一気に大きくなります。
ある程度大きくなった竹から質の良い竹を親竹を選び、
竹を揺らし穂先を折り成長をとめます。筍の質を高める大切な作業です。
筍が育つ土地を守るため、毎日雑草取りをおこないます。
除草剤を使用せず、手作業で竹林を手入れします。
竹林全体にワラをひき、冬に備えます。
ワラをひくことで保温効果・保湿効果が期待でき、栄養にもなります。
大原野特有の白い粘土層質の土壌(テンコ)とミネラルを豊富に含んだ肥料を竹林全体にひいたワラの上から被せます(置土)。ワラと土壌を毎年繰り返し被せていくことで、栄養素を多く含んだ柔らかい土壌を維持することができます。